不動産用語辞典 | 神奈川 不動産(相模原・湘南・大和)多摩の物件情報|ピットくんと住まい探し[ホットナビ]

不動産用語辞典

不動産用語で分からない語句をご説明いたします。

アプローチ
直訳すると「何かに近づく道」とか「接近すること」という意味です。不動産では3つの使い方があります。1つ目は、最寄り駅から現地へ行く道の状況という意味です。坂道の有無、歩道の整備状況、交通状況などが含まれます。2つ目は大規模マンションで、団地の入口から各住戸の玄関までの状況を示す時に使います。歩行者と車の入り方、駐車場との関係などが含まれます。最後に、一戸建ての場合に、敷地の入口、門扉などから玄関までの状況、カーポートの配置などを示します。
インカムゲイン
資産運用や投資に対するリターン(成果)のひとつで、資産を手放さずに安定的・継続的に得られる収益(所得)のことです。株式投資の場合は配当金、預貯金などの場合は受取利子(利息収入)、投資信託などの場合は収益分配金、不動産の場合は賃料収入などを指します。元本に対する1年間のインカムゲインの割合をパーセンテージで表したものが「利回り」で、収益性の指標になります。インカムタックス(income tax)は所得税の意味。
アスファルト
原油からできた炭化水素化合物です。天然の状態で蒸発、酸化、重合などによってできたものを天然アスファルト(=瀝青〈れきせい〉と言います。ヨーロッパでは無機質を含まないものはビチューメンと呼ぶ)、石油精製の残りカスとしてできたものを石油アスファルト言います。防水工事や道路舗装用材料の原料になります。厚めのフェルト類にアスファルトを塗布して着色砂をつけて板状にカットしたものをアスファルトシングルといい、屋根葺(ふ)き材に使われます。
行灯部屋
もともとの意味は、遊女屋で代金を払えない客を押し込めておく薄暗い部屋(あんどんや布団を収納していた)のことでした。転じて、マンションなどで窓がなかったり、ほとんど光が入らない部屋という意味に使われています。窓がなくても、ふすまや障子などの引き戸で仕切られている和室の続き間なら開けっぱなしにすれば隣の部屋から光が入るが、洋室で開き戸の場合には昼間から電灯をつける必要があるので電気代がかかります。また、納戸としてしか使えないです。
板壁
板張りの壁の総称を言います。板の張り合わせ方によって、垂直のラインが出る縦羽目板と水平のラインが出る横羽目板があります。縦羽目板の接合部分の種類は、合決(あいじゃく)りと本実(ほんざね)などです。横羽目板は、板を重ね合うように取りつける下見板(羽重ね)張りが一般的です。シンプルな南京下見板張り、間柱に合わせて縁をかぶせた押し縁下見板張り、合決りに似た張り方のドイツ下見板張り(箱目地張り、目筋張り)などの種類があります。

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